SHIDA DA SHADI(SEEDA) / Detonator

SHIDA DA SHADI(SEEDA) / Detonator 日本語ラップ

データ

発売日 1999.9.10
レーベル Pヴァインレコード

 

参加アーティスト
KLOW
MIC AKIRA(四街道NATURE)!!

PRODUCED
I-DeA

 

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写真が怖い、、、

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収録曲

01.Gnome Quake
02.Unknown
03.Shinkirou
04.外角低目 feat.KLOW
05.Under The M*D
06.Apolo
07.Hoshi feat.KLOW
08.M.C. @ Club South with.MIC AKIRA(四街道NATURE)

 

レビュー

SHIDA名義のSEEDAのファースト!19歳!90年代後期のアングラ感と荒さや勢いが良いね!

 

 

 

 

当時は知らなかったアルバムでした。私がSEEDAをちゃんと知ったのは、たぶんCONCRETE GREENシリーズかな。そして、その頃SCARSのアルバムが話題になっていて、、、みたいな感じでした。その後のテリヤキビーフも熱かったな。最近だとニートtokyoや映画「花と雨」などなど!日本のヒップホップシーンに影響を与えまくっているSEEDAのファーストですよ!

 

 

 

活動的だし全てが早いと思います。USのノリやMIXテープ、ディスなどや流行りなども。クオリティも高くエンターテインメントにもちゃんとなっている。フックアップも間違いない。CONCRETE GREENで知ったアーティストはマジで多いです。日本にSEEDAが居なかったらと考えると本当に恐ろしいな。

 

 

 

 

 

声を潰してのガラガラ声でのラップなので、少し抵抗があったけど結構聞けました。荒さや熱さがいい感じです。俺の方が本物(USとか海外のHIPHOPを知ってる。今の日本のは違うんじゃない?)だぜ!と。私が勝手に感じた事ですよ。バイリンガルラッパーと言われるけど、本当にかっこよい物を知っているんだと思いました。日本のラップじゃなく世界のラップはこうだぜ!と。当時、その思いや表現をここまでちゃんと出来たのはSEEDAだけじゃないかな?

 

 

 

 

で、そういうリアルなラップは実際の生活でもやっていないとリアルじゃないんだぜ!と。ウソをつくなよ。リリックがリアルかどうかは2000年代頃からとても重要になって行く。この辺の感じは今のヒップホップ感にも通じているよね。まぁ後の活動を知っているからここまで書くけど、ってこれ全部、私が勝手に思っている事ですからね。でも、SEEDAはリアルをとても大事にしているラッパーだと思います。

 

 

 

 

全てI-DeAのトラックってのも熱いよね。これからトラックメーカーとしても活躍しまくるI-DeAの初期作品としても注目です。このコンビ最高だよね。自分的にはフューチャのKLOWさんのその後が気になりました。

 

 

 

 

正直、ラップもトラックもまぁ同じ感じに聞こえる曲が多いかなと思います(すみません)デビュー作品だし技術的にもまだまだな部分はあったかも知れません(すみません)。でも、勢いや気持ち(こっからガンガン行ってやる。俺の方が本物だぜみたいな事)をとても感じます。実際すごいしね。90年代→00年代のラッパー像を大きくアップデートしたのはSEEDAかもね。他にも沢山のアーティストがいるけど、SEEDAの功績はとても大きいと思います。

 

 

 

 

●01「Gnome Quake」
初めのSEEDA(たぶん)の声がね。ピアノの音がいい感じの不穏なトラック。英語の方が多いリリックで、声を所々で変えておちょくる感じだったりでかましている。「ブリン」とか「ディンディン」とか、もう使っていたんだね。早いと思うし発音の仕方も良い。「ビ ビギ ビギナー~」の所とかね。サビの感じはハードコアバンドっぽいなと思った。
「数年後解るだろうallowは何処に向いてるんだろうwhere you follow.」日本語と英語でいい感じのリリック

 

 

 

●02「Unknown」
トラック好きな感じ。リリックも自身のヒップホップ感やロンドンで見て来たB-BOYの日常などで熱い。B-BOYといっぱい言っていて上がる。サビが「上に上にのアンダーグラウンド」って聞こえるね。
「日が暮れ夜B-BOY酔うYO!非合法 上等町と化す」!

 

 

 

 

●03「Shinkirou」
良いね。ほぼ日本語のラップで聞きやすいw。韻も多めに踏んでるしラップが激しくて熱い。最後の方でSEEDAが笑いながら英語で煽っている所ヤバいね。ちょっと怖い感じだけど、憎たらしい悪ガキ感がでている。この感じは当時初だったのでは?
「右も左もスタンド使い 蝶番ずれた感覚の事態」蝶番!

 

 

 

 

●04「外角低目」
ヤバい!ヤバい!ラップ激しめで良い。結構好きな感じ。フューチャーのKLOWが良いな。合いの手っぽい参加なんだけど、すごくあっている。サビがよいよな。「外角低目ミット目掛け no doubtのball投げかけ」SEEDA vs 晋平太のmcバトルで晋平太が言っていたね。
「to any mother fucker!」が「練マザファッカー」って聞こえた。

 

 

 

 

●05「Under The M*D」
初めのピコピコ音いい!リリック攻め攻めで早口もいい感じ。ガンガンだイェーイだせ!!最後のピアノもいいな。
「まるでブッタとアナンダそんな関係」アナンダって何?と思い調べました。ブッダの弟子の一人の阿難(アナンダ)っぽいね。ていうかブッタブランドのブッタかと思ってドキドキした。
「草原のハンターSHIDAに期待」!
RAPPERとHIPHOPER結んだ経緯 タコサクだらけのこの始末!」ヤバ過ぎ!

 

 

 

●07「Hoshi」
トラック良いな。切ないピアノのメロがいい。フューチャーでKLOW!2人が交互にかますフックが、1番と2番で入れ替わるのも良い。

 

 

●08「M.C. @ Club South」
ライブ音源を加工した感じで少し音が悪いかな。でもフリースタイルぽい感じでめっちゃヤバいライブです!当時こんな感じでかましていたんだね。ヤバヤバです。AKIRAさんもヤバいです!SEEDAはしゃいでて楽しそうにやっているのが分かる。この2人の関係性も良いよね。この頃のライブ映像や音源はもう無いのかな?すごく見たいなー。

 

 

 

 

レア度
★★★★☆

たぶん廃盤のままでサブスクにも入らないと思います。本人が言ってたような。

 

 

 

 

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動画

映画『花と雨』

 

公開時に見に行きました!役者さん達が本当に良かったです。内容も良かった!
「1980練馬に生まれ ひばりヶ丘団地記憶の先へ 」
LIVE and LEARNの歌詞が始めに流れます。この時初めて知るんですが、、、家が近かった!ロンドンから帰国後は神奈川の方っぽいけど生まれは近い!!!。歳も近いので会った事あるかもなーと勝手に思いました。(絶対ないと思うし、小学生位でロンドンだもんね。でもでも、、、)

 

 

SEEDA, Junkman, kZm – BUSSIN (Prod. Chaki Zulu)

この曲もやばかった。JunkmanやkZmやYENTOWN周りを知った曲。こういう感じの音は苦手だったけど、マジでかっこいいと思いました。

 

 

 

 

メモ

 

なんかdiscogsとか他のサイトで、このCDの2曲目の「Unknown」が入っていないミスが多いです。入っていないバージョンのCDがあるのか?と思ってしまうレベルで多かったです。

 

 

 

以前がSEEDAが「90年代で一番リアルだったのはスチャダラパー」って言っていた記事を読んだことがあります。(こんな感じの意味だったと思います)四街道のAKIRAさんの事もあるし、この辺りにはリスペクトがあるのが本当に嬉しい。

 

 

SEEDA いろいろ

 

2000年の中頃はMCバトルに夢中になっていてSEEDA回りの活動をあまり追えていませんでした。そして2000年の終わり頃には、私がヒップホップにあまり興味がなくなっていく時期でした。それでも、少しは聞いていたかな。でも!重要な「花と雨」を持っていなかったー!汗w

 

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