BY PHAR THE DOPEST / BY PHAR THE DOPEST

日本語ラップ

データ

発売日 1998.06.18
レーベル LASTRUM

 

参加アーティスト
MC SHIRO(RHYMESTER)
INNOSENCE
Voice(RADICAL FREAKS)

 

SCRATCH
DJ Shuho

 

PRODUCED
Rodk Tee
DJ GZ-JAY (Azzurro)
MUMMY-D

 

BY PHAR THE DOPEST / BY PHAR THE DOPEST 裏 BY PHAR THE DOPEST / BY PHAR THE DOPEST CD BY PHAR THE DOPEST 写真 BY PHAR THE DOPEST / BY PHAR THE DOPESTクレジット

9曲!PRODUCEのKREVAさん!半端ない!

BY PHAR THE DOPEST / BY PHAR THE DOPEST 歌詞 BY PHAR THE DOPEST / BY PHAR THE DOPEST 歌詞 BY PHAR THE DOPEST / BY PHAR THE DOPEST クレジット

かっこいい!

 

収録曲

01.イントロ
02.ああバイファー・ザ・ドーペスト
03.言わなくていい
04.PAY BACK(報復)’98 Feat. MC SHIRO
05.切り札のカード
06.大丈夫
07.無敵の捜査網 Feat. INNOSENCE
08.ある意味規則的な生活の中の贅沢
09.ALWAYS
10.未来予定図 Feat. Voice
11.人生ゲーム
12.PARTY(理想)
13.パーティー(現実)
14.アウトロ
※隠しトラックあり

 

レビュー

小学校からの幼なじみコンビ!めっちゃくらったーは無かったけど(すみません)全体的にポップで聞きやすい!

 

 

 

ラップ全部聞き取れるし韻も多いです。楽しい韻が多いよね。リリックの内容でくらわすって感じより、ラップや韻の面白さをかましてる(伝えている)と感じました。トラックもラップもポップで聞きやすかった(これが後の日本語ラップでとても重要な事だと歴史が証明する、、、)ただ2人の声が若干似ているんだよなー。歌詞カードにリリックは全部乗っているけど、誰のバースかは書いてなかったです。レビューに間違いがあったらすみません!

 

 

 

 

当時、FGの若手でRHYMESTERなどの弟分的な感じで紹介されていたよね。おしゃれでカッコよかった。で、ラップも上手いし勢いもあったなー。本当にイメージであれなんだけど、ちょっとちゃらめで、やんちゃな大学生みたいなイメージだったよね?リップとかとね。日本語ラップ界、最初の後輩ポジションみたいな感じでしたw。出来の良い後輩達!

 

KREVAはこの後、キックでだけどBBOYPARKのライブやMCバトルにもガンガンだったね。それから、めっちゃ!めっちゃくちゃ売れていきますw。JPOPのど真ん中に「日本語ラップ」が入って行きます。超出来の良い超優秀な後輩達w!!!

 

時代の流れでちょうどハマった感じもあるけど、正直こんなに売れるとは思わなかったですw。ドラゴンアッシュも大きかったし、カラオケでみんなが歌っていたのも大きかった。ラップをみんなが曲、歌として受け入れるようになりました。ぱちぱちぱちぱち。キックやリップ、ケツメイシなどのおかげです。これで完全に日本にラップが浸透したと思います。1番はメロディーの良さだと思っています。今、聞いてもめっちゃ良いしね。本当にスゴイ曲をいっぱい作ってくれてありがとうございます!!!

 

そのKREVAさんのスタイルがだいたい完成している事に驚きました。このアルバムの延長に今のKREVAさんが居ます。初めからやばかったーとなるアルバムですよ!KREVAさんの事ばっかり書いてしまったけど、自分的にはこのアルバムでのラップはCUEZEROさんの方が好きなラインは多かったです。少し前のサイモンジャップさんのYouTubeでCUEZEROさんを何回か見ました。(今調べたらメンバー限定映像になっていました)本当に良い人だったし、なによりサイモンジャップさんのリスペクト具合が熱いよね。ヒップホップは売れたから「良い」ではないからね。そんな事も思いました。

 

 

 

 

 

 

●01「イントロ」
ライブ音源の「あーバイファザドーペストだー あー俺達が今日ゲストだ」からスタート。このライン良いよね。韻の面白さが出ている。

 

●02「ああバイファー・ザ・ドーペスト」
イントロのラインがそのままサビになる感じで、自己紹介的に俺達が「バイファー・ザ・ドーペスト」だぞと。この名前がまずカッコいいよね。言ってみたくなる。そしてもう覚えてしまっている。
「マイク持つ大胆なオーケストラ」良き。
「韻戦士」韻戦士!!
「HEADSの声こそがプロテクター」良き。
「K.T.C.Cとリズラ―、カセビ、FG、DBと力あわせ見せるシーン」K.T.C.Cはキックザカンクルーだよな?って事は、FGはファンキーグラマー、、、他が分からん!カセットビジョン?CASSETTE VISIONかな?

 

 

●03「言わなくていい」
当時のシーンに対してのディス曲だね。「俺たちが真のMCだなんて 言わなくていい」と。わざわざ自分で言わなくても、曲を聞けば分かるでしょと。ラストにマミーDさんの声ネタスクラッチ。DJは Shuho!
「戦闘機 西田 暴れん坊 光史が高く産声を上げた」CUEZEROさんの本名!?
「ケツの一文字合わせが「韻を踏む」?」とか挑発的。

 

 

●04「PAY BACK(報復)’98」

RHYMESTER「報復(PAY BACK)’95」の続編になるのかな?リメイク?フューチャにMC SHIRO!声が今とあまり変わらなくてすごい!すぐ分かるしね。
この曲も当時のシーンやアーティストへのディス曲だね。結構有名らしく、すぐに検索に出て来た。まぁ当時の状況からの推測っぽい感じで、みんなが勝手に言っているのかなぁと思ったけど、、、そうっぽいかな。。。でも、みんなの仮想敵というか、そういう人いるよねー的な感じなので、断定は危険では?とかも思ったり。
「まず基本に帰って韻踏め 今のままじゃただの珍プレー」韻踏め→珍プレーこういうのがやっぱ好き。
「歌詞の内容を隠すと書くと読み方はアブストラクト」好きな感じだけどうーん。
「Yo, B-Boys (自称) そのメッキはがせばスカッとしそう」( )かっこじしょう→スカッとしそう。かっこ読み使いは初かな?スチャがやってそうだけど。

このアナログのジャケット良いよね。初めて見た時あがりました。

 

 

●05「切り札のカード」

大好きな曲!トラック良いよね。レビューはこちら!

BY PHAR THE DOPEST / 切り札のカード
初めからクレバは天才だったかもな。キューもだけど。バイファーザドーペスト!名前かっこいい。

 

 

●06「大丈夫」

ポップ目で聞きやすい。リリックも応援系な内容で、後のキックやKREVAソロとかでありそうな感じ。もうベースは出来ている天才KREVA。最後の「It’s alright!~」部分のフロー好き。誰かの曲(海外?)のフローをそのまま真似していると思う。こういうの大好き。

 

 

●07「無敵の捜査網」
INNOSENCEのフューチャが熱い。つうか嬉しいね。なんかこういうテーマがあって、それに比喩的な表現を乗せる曲、KREVAさん好きだよね。「切り札のカード」とか。ライブでみんなでサビをかましている所を想像しながら聞いたぜ。2番目と3番目がINNOSENCEだよね?
「午前零時発銀河一号 腰抜かす金田一も」
「貴様が真犯人 笑わすなイカサマチンパンジー」

 

 

●08「ある意味規則的な生活の中の贅沢」
すごく好きな曲!トラックめっちゃよい。2人の思い出曲でリリックもいい感じ。CUEZEROさんの入り方好き。リリックも正直な気持ちで熱いな。
「アイツが9階 オレが7階だった」同じ建物に住んでいたのね。

 

●09「ALWAYS」
CUEZEROさんのソロ曲。トラック良き!ちょい短めでアクセントにもなっているね。

 

 

●10「未来予定図」
Voiceさんのフューチャはかなり貴重だと思う。ラストの展開に少し驚いた。未来っぽいトラックから一転して女性ボーカルが入る構成。アズーロの攻めているトラックメイクですな!

 

 

●11「人生ゲーム」
この曲も「切り札のカード」的にモチーフがある曲。CUEZEROさんパート最高に好き。特に「オーナナナナナ~」からの所。ラガで最高にかっこいい。誰かの真似なのかな?ラストにTOKYO“Z”FAMILYへのシャウトを2人でかましていて上がる!

 

 

●12「PARTY(理想)」
MUMMY-Dプロデュース!この曲と次の曲でのアナログも出ています。パーティの理想と現実。(理想)はクラブに行く前の期待感やこうだったらなー(こうだよね!)的なリリックになっている。

 

 

●13「パーティー(現実)」

冒頭部分、Slick Rrick”La-Di-Da-Di”のフローをそのままで、リリックを変えてやっている。

こういうの良いよね。(本当はダメかもだけどw多少ならね)CUEZEROさんのバース好き。2人ともノリノリで良い。(現実)はまぁ音にのって楽しんじゃってーみたいな感じかな。
「勘違いのハードコア小僧 一つ質問だ「なーここはどこ?」」いいね!

 

 

●14「アウトロ」
ゆったり目のトラックの上に、このアルバムで使われたリリックが所々に入り、ゆっくりフェードアウト。「隠しトラック」は伝導師 (Live)!めっちゃかっこいいやつ!たぶんシングルのと同じです。パーティー(理想、現実)の流れから、実際のLIVE音源。イントロでもLIVE音源を使っているしマジでLIVEに自信があるんだよね。ラッパーとして本物の証だと。

 

 

 

レア度
★★☆☆☆
まぁね

 

 

 

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メモ

 

BY PHAR THE DOPEST / BY PHAR THE DOPEST

「特にステージでのフリー・スタイルには定評があり、デビュー前からその名を知られる存在となる。」

 

当時のライブ映像もっと出てこないかね?シングルの時も貼ったけど、このライブ映像はやっぱり ”デギリデギリ” やばいよね!

 

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