データ
発売日 1997.9.10
レーベル P-VINE
参加アーティスト
BLAZE
SHIGECHIYO & KENT
TWIGY
“E”qual
この歌詞カードがたまらない。キタナイ字(すみません)でわーっと書いてある。後半部分だけだったりと歌詞が全部ないのがまたね。乗せちゃマズいからかも?つうかネットに歌詞全然ない。今度耳コピやるか。でもこの歌詞カードを「読めねー!」とか思いながら追っていくのも楽しい。
この字はTWIGY?
この何かのメモに書いているのは”E”qual?
端にペンがあるのもいい。
収録曲
01.Intro
02.Tokonaizm
03.The Masta Blusta
04.まあわや
05.ドンファン DA Mariachi feat. BLAZE
06.Nagoya Queens
07.ビートモクソモネェカラキキナ
08.荒療治
09.Tokona 2000 GT
10.Younggunz feat.SHIGECHIYO & KENT
11.博徒九十七
12.今昔物語 feat.TWIGY
13.For Da Bad Boys & Ladies feat.”E”qual
14.Mariachi (Gold)
レビュー
このCDが家に在るだけで、トコナの(この頃の)精神が自分の中にも、少しでもある気がして勇気が出る。
自分がカッコいいと思う事を自分のやり方でやっている。文句あるのかと。こっちは文句だらけだと。さんぴんの怒りがベースなのか、そもそも東京が嫌いなのか、それとも自分たち以外は認めたくないのか。分からないけど熱い。熱いんだけど超クール。方言のやわらかさ(私にはそう聞こえる。名古屋の人達にとってはとても生々しいのかもだけど)もあって貫禄が出ているんだよな。余裕というか。当時まだ18.9歳位だと思うのに。。。なんでこんなリリックが書けるんだろうね。
リリックが大人。それも超悪い大人ね。不良じゃないんだよな。背伸びしている感じとか全然ないもんな。どんな生活を送っていたんだろうね。レベルが違い過ぎる。声も激渋だしラップも超上手いし。味があって超オリジナル。誰にも真似できない。自分が出まくっているからなんだよな。上手いとか下手とか関係なく、今の自分がカッコいいと思っている事をやっている。だけ。この感じがすごく伝わってくるんだよな。
私はこのアルバムを聞いて痛快な気分になります。自分じゃ絶対出来ない事やっている。ヒーローを見ている気分になる。悪(納得いかない事などを)ぶったおしてくれる、すげえ悪い人達。笑。なんか昭和の極道(仁義があった頃の。映画とか漫画のね)のような。なんなんだろうね。憧れも強いけど自分じゃそうなれない。天才だと思うけど、天才には見えないし。何か不思議な感じなんだよな。ただただ魅力的。豪快でハーコーで。
トコナと刃頭がこのCDでやった事をずっと思っている。歌詞カードをにらみリリックを追いながら、写真を見て、ジャケを見て曲を聞く。エネルギーを感じる。これはCDを手にいれないと分からないと思う。気のせいもあるけど。ずっとそれが続いています。
「Intro」からやばい。刃頭の世界観が炸裂。「Tokonaizm」トコナ節が満載のリリック。名刺代わりにくらう名古屋だがや。「それはHIPHOPカルチャの礎とかじゃなく聞けよなKOOL.G.RAP」いかつい。完全にやばい。トラックも大好き。壮大とういか壮絶というか。「The Masta Blusta」ディス曲ぽくっていい。つか怒りが大きいんだよなこのアルバムは。怒りと俺らの方がやばいだろ感。「東よりおしよせる寒波」とか「祭りには不参加」「言葉の波長 合わすにや一苦労」とかとか。
「オン!マスタブラスタスタイル」くー。ラストの部分もやばい。ハードコアだ。「まあわや」最低な(褒めています)ストーリーテリング物。トコナの世界観が楽しめる。ひどい内容だけど。言葉のセンス、普段の生活のレベルの違い。「まあわや」の使い方が最高はまっている。スクラッチで入る声ネタもいい「俺には俺の計算があるんです」「ドンファン」女性ボーカルが入っていてムーディー。この方がfeatの BLAZEですかね?調べたけど全然情報がなかった。まぁ歌詞はヤバい系とエロ系で怖いんですけど。どんだけ人生経験が多いのか。「Nagoya Queens」激ヤバ。別の記事「Nagoya Queens + Younggunnz」でも書いているのでかるく。始めの所と最後の所で仲間達の名前をラップしているのまじで熱いよな。ビートキックス、インサイドワークスやムジナなど。聞き取れない所もあるし知らないグループも多いと思うけど。ノックターンも言っていた。てか歌詞ネットに無いのな。「今昔物語」大好き。トコナがTWIGYの事をめっちゃ尊敬しているのが伝わってくる。
地元の先輩は超尊敬するとか、こういう所も本当に好き。トラックもやばいし、二人のラップがまじでやばい。刃頭さんの記事で知るんだけど、この曲別々に撮っているらしいです。ビックリしたな。すげえ仲良くやっているからさ。一緒にライブをやった事はあるのかな?「For Da Bad Boys & Ladie」”E”qualと。最高(極悪)のダンスチューンっぽい感じでこの曲もいい。レゲエっぽいフローの所もあっていい。あまり出来てないっぽいんだけどそこがいい。「毎度毎度で悪いがちよいと ぐっとまいてよパーティジョイント」
好きなリリック
「名古屋だがや」
「傷だらけのプナニー」
「カルテに記録だなー」ここのフロー
「オマエそんなに人気があるの?」
ILLMARIACHI / THA MASTA BLUSTA 20周年記念エディション版
今回初めて聞いたけど震えたわ。刃頭さんのインタビューでずっと気になっていた。
だいぶ濃いです。めちゃやばインタビュー。
当時はまだ日本でバトル文化が無かったので、ダメということになったんです。
今回のこの2曲は、リリックが隠されたり、書き直させられてない“オリジナルヴァージョン”で入っています。
そうなんです。「NAGOYA QUEENS」と「Younggunnz」のオリジナルヴァージョンが収録されているんです!
1997 Original Lyrics Version !!!!
ジャケが一緒なので注意。
この曲が楽しみでした。で感想は、、、
「NAGOYA QUEENS」は上手いと思った。本当にムカついていたんだなーと。「Younggunnz」は始め聞いた時「え?言い過ぎじゃない?」と思いました。なんでそこまで?と。聞く人によると思うけど、私は強烈だと思いました。当時でもまだこのレベルのディスはなかったと思います。ディスというよりマジの脅しっぽく聞こえた。
で、ネットで調べたら、、、全然記事がない!宣伝の記事は沢山あるけど。誰も何も言っていなかった。マジで聞いていないのか?それとも昔の事だしでスルーなのか分からないけど、とにかく記事は見つけられませんでした。でも思った。ぺらぺらあんましゃべんなよと。わざわざここでディス内容を書くのは野暮だよなーと。気になる人は買って聞きましょう。音も良くなっているしね。
ちなみに妻(愛知県出身)に無理やり聞かせたら、「別に普通じゃない?」との事でした。「このくらい言うよ。おじさんとか」でした。是非聞いてみて!!
そもそもなんでさんぴんのコンピやビデオに収録されていないのか?
「実はILLMARIACHIもライブしているんだよね」と噂レベルしかない。
そのくらい居なかったように扱われている。どういう事だったかは分からないけど、、、呼んでおいて何なんだよな。あまりいい感じはしないよな。
レア度
★★☆☆☆
レアではないけど価格が落ちない。ってか一家に一枚だと。
動画
貴重なトコナのオフショット!!笑顔がいい。
メモ
サイプレス上野と東京ブロンクスの記事も最高
BOSSとのビーフ(誤解)もあったな。今日色々調べてしまったわ。
DJ RYOW『ビートモクソモネェカラキキナ 2016 REMIX feat. Zeebra & AK-69』
さっき初めて聞いた。すみません。
あああ。アンサーというかトコナについての曲があったなんて。Zeebraのバースやばすぎるわー。ジブさんもでかい男だね。感動した。かっこよすぎる。
本当に日本のヒップホップには偉大な人しか居ない。これはずっと続いていくんだろうな。最高だな。
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