データ
発売日 1995.9.21
レーベル ポニーキャニオン
参加アーティスト
ヤン富田
藤原ヒロシ
高木完
高橋幸宏
大竹まこと!!
ケラ
The Giant Punx
サンディー
こだま和文
屋敷豪太
収録曲
01.MONEY
02.なれた手つきでちゃんづけで
03.俺の背中に火をつけろ!!
04.水の子チェリー
05.アナーキー・イン・ザ・JAP.
06.JOE TALKS
07.恋のマラカニアン
08.東京プロンクス
09.だいじょーぶ
レビュー
1986年に発売された日本語ラップ最初期のアルバム「建設的」の再発版。かなり素敵な作品で驚きました。
いやーまいった。だいぶ昔の作品なのでちょっとあれだったけど、ちゃんと聞くとなかなか良かった。全体的に音やメロディーがいい。そして、本当にいろいろな曲をやっている。ラップもそうだし、ロックだったり、童謡っぽい曲だったり、レゲエもやっている。このいろいろチャレンジしている所にヒップホップをとても感じました。
で、ただ真似をしているだけでなく、自分達の思い、メッセージがしっかりある所もいい。ファッションになっていない。力も抜けていて、ふざけながら楽しみながらやっているなと思いました。この方達がいい感じにラップをやってくれたから今の日本のヒップホップがあるんだなって思いました。本当にリスペクトすべき作品です。
「MONEY」正直厳しい、、、けどメッセージは熱い。現在「お金を稼ぐ事」はどちらかというと肯定的になっているけど、この頃のいとうさん達は違うんだぜ。「金じゃ買えねぇ 金じゃ動かねぇ」としっかりラップしている。だけど「金貨のシャワーは浴びてみたい お札のベットでねてみたい」って言っているのもいい。このテーマは永遠に普遍的なものだけど、この時代で、ラップで、しかもアルバム一曲目に持っていているのが熱いと思いました。
「なれた手つきでちゃんづけで」やばやば。JPOP的でメロ良いから全然聞けるけど歌詞がやばい。全体的には普通なんだけど「ちゃんづけ」って言葉が効きすぎている。これ狙っているよな。そういう事を言う人達を皮肉っている。「窓の外から ちゃんずけきこえる」こことか恐怖っていかギャグになっててスゴイ。
「俺の背中に火をつけろ!!」大竹まことさんが歌っている!!!作詞がいとうさんなのね。ピストルズぽいパンクな曲。歌詞もいい。「妹のパンティはいたことあるのか?」「すてるだけの人生 お前にあるのか?」
有頂天feat.大竹まこと 俺の背中に火をつけろ ROCK WAVE 87
貴重なライブ映像!1987年?ファッションに注目だぜ。
「東京ブロンクス」注目はやっぱりこの曲だよな。日本語ラップの原点とも言われています。まずトラックの良さに驚く。ラップも熱めの歌い方でいい。リリックに「侍 ういやつ さんぴん~」さんぴんという単語があるのもいい。さんぴんキャンプはここからよせたのか?たまたまなのか?「心の臓をひと突き」いえーい!!
Seiko Ito & TINNIE PUNX – Tokyo Blonxx
貴重なPV!!
レア度
★★★☆☆
あまり見かけないよな。
コメント
〈俺の背中に火をつけろ!〉のライブ、この時期はまだ有頂天はナゴムで大人気だった頃かな…大竹まことのボーカルがイメージと違ってびっくりしたけど、あんまりうまくないような…まあそれがパンクとも言えるけど。
タークスさん!どうもです!
有頂天!バンドブームが凄かった頃ですね。インディーズの中でもナゴムはとても人気でしたね。
あまり詳しくはないのですが、雑誌の宝島とかでよく見てた印象です。
大竹まことさんのボーカルびっくりでした。パンクでかっこいいですよね!
さっき「僕らの時代」に出演していて、とても良かったです。
タイムリー過ぎてびっくりした所でしたw