データ
発売日 1999.7.20
レーベル File Records
参加アーティスト
CRAZY-A
KOHEI
MAKI THE MAGIC
BOY-KEN
ラッパ我リヤ
収録曲
01.R.E.S.P.E.C.T
02.キング オブ ステージ
03.「B」の定義 Feat. CRAZY-A
04.B-BOYイズム
05.麦の海
06.Hey, DJ JIN
07.マイクの刺客 -DJ JIN劇画REMIX-
08.野生の証明
09.ブラザーズ Feat. KOHEI
10.ビッグ・ウェンズデー Feat. MAKI THE MAGIC
11.隣の芝生にホール・イン・ワン Feat. BOY-KEN
12.敗者復活戦
13.耳ヲ貸スベキ
14.リスペクト Feat. ラッパ我リヤ
レビュー
ふざけたり、かっこつけたり（かっこいいんだけど）のバランスが絶妙。文句なしの日本のヒップホップ。
アルバム通しての流れがいい感じ。曲と曲が繋がったりしている所も多く、曲順にこだわりを感じました。ふざけて、かっこつけての緩急がライムスターらしくていい。素敵なグループだよな。
私的には宇多丸さんのリリックがささりまくった。しっかり聞かせる所にパンチラインを持ってきてる。ていうか二人ともラップめっちゃ上手いよな。ちゃんと全部聞き取れるし、意味も分かる。ライムスターがヒップホップじゃなかったら誰が、何が、ヒップホップなんでしょうか？
本当に「耳ヲ貸スベキ」だしリスペクトスベキ存在。今も変わらず！
「キング オブ ステージ」いいスタート。ウタさんの一発目であがる。「100万人 VS たった3人」「俺達がステージの王者」気合と自信がマンマンで良いね。
「「B」の定義」フューチャがCRAZY-Aさんになっているけど、CRAZY-Aさん一人の曲。曲と言うか定義だぜＢの！次の「B-BOYイズム」に繋がる為、そしてリスペクトを込めて！
「B-BOYイズム」こちらで。
「麦の海」ビールをカッコイイ感じでｗ。一曲目もそうだけど、ふざけてかっこつけてを繰り返して行くのがライムスター。緩急大事。そこずっと分かっているライムスター！
「Hey, DJ JIN」二人がラップした後にDJ JINさんがスクラッチや音ネタをかまして行く展開で、聞いてて本当に楽しい。こういう感じの曲が出来るのもライムスターの強い所。「今じゃライムスターオーケストラの指揮者」いえーい！
「ビッグ・ウェンズデー」マキさんがフューチャなんだけどガヤ程度の参加でうけるｗなんかリスペクトを感じるね。「人呼んで人間PCエンジン ウケまくる巷の奇人変人」PCエンジンと奇人変人は見事。「ピノコ」とか世代を感じるワードに上がる。宇多丸さんこのへん本当に上手い。また「麦の海」とか言っているしね。Mummy-Dさんの「どうしたのよマイメン 元気ないぜ」ここディスっぽく聞こえる。
「隣の芝生にホール・イン・ワン」つなぎが見事。自然にこの曲に繋がっててあがる。で、ボーイケンさん大好き！アキラさんやマキさん、客演の先輩達にすごいリスペクトを感じるね。リリック酷いけどｗトラックもよくて好きな曲。ボーイケンさんのサビで泣きそうになる。ならない？ならない？
「同伴者超えて 今共犯者」「キュービックジルコニア」って何？って思って調べましたｗ（ダイヤモンドとよく似た輝きを持つ人工石だそうです）ボーイケンさんの「すべてのプレイヤーズどもに贈るぜ ゲームが上手すぎるのも考えもん でも下手をうったら涙もん」良い！
「耳ヲ貸スベキ」トラック激渋。エゴトピアの頃の音っぽくて好き。「敗者復活戦」からリリックが繋がっているのもいい。「耳ヲ貸スベキ 耳ヲ貸スベキ」この言葉は日本語ラップの中で永遠のパンチラインになっている。Mummy-Dさんの「好きなら好きな物でも吹かして」クサ系リリック珍しくない？
「リスペクト」トラック好き！ラッパ我リヤやばやば！しょっぱなのＱさんにやられる。Mummy-Dの入りの「ブンブン」良き。リリックは熱いんだけどトラックが爽やかな感じなので、ふわっと爽やかに聞ける。ラストをこんな感じで締めるとは、、、なんかいいね。本当にいいね。
レア度
★☆☆☆☆
まぁね。
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